魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/04/23(土) 02:21:37.45 ID:Ss644WqA0
亀姫「……陛下は別の理由で、初めから魔力攻撃をなさっていましたわ」
神従者「初めから?」
亀姫「ええ。それに神族を倒す以外でも、余計に魔力を使っていらっしゃるはず。陛下は刀による攻撃にも優れていますもの、魔素が減れば刀で凌ぐおつもりなのかも――」
神従者「戦神妃は武力と剣技の神。 いくら腕に自信があろうと、魔力抜きで勝てる相手ではありません」
亀姫「魔王様も馬鹿ではありませんわ。神との戦をするつもりなのですから、きちんと魔力も残しているはず」
神従者「……ええ。ですが残した魔力が“十分量”に届かなければそれでいいのです」
神従者「戦神妃に、物理攻撃は通用しませんから」
亀姫「……なんですって?」
神従者「彼女は強力な加護の持ち主なのです。魔素によってその加護を弱めなければ、いくら叩いた所でダメージにならないのです」
亀姫「……いくら腕があろうと、魔素がなければ戦いにならないのね」
神従者「ええ。だからこそ、疲労を感じて魔素を温存する気にならないよう、少しでも多くの魔素を消費させるように、快進撃をさせたのです」
亀姫「……そう。だけどそれは陛下が“負ける”理由にはならないわ。勝てないだけ」
亀姫「陛下は決して戦闘狂ではありませんわ。分が悪ければあっさりと撤退を選ぶことでしょう」
神従者「その機を待って、神が地下にいるのですよ」
亀姫「……?」
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