魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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308: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/04/23(土) 02:22:19.79 ID:Ss644WqA0

神従者「浄気をなるべく使わせないまま、あっさりと神族を殺させたのはもうひとつ理由があります」

神従者「……神族が死ぬと体内から抜け出す浄気。それを一箇所に集めているのですよ」

神従者「抵抗する術を失くした魔王に、確実にとどめを刺すために……っ!!」

亀姫「――な」



神従者「神族は…っ 魔王の魔力を減らす為に慣れぬ戦場へ向かわされ…っ! 神がその浄気を取る為に、最初から殺される予定だったんです…!!」


神従者「神は! 魔王を殺し理想郷を築くために!! 人間の世も、魔の国も、この神界ですらも全てを殺し! 無くし! 創りかえるつもりなのです!!!!」


走りながら、腕の中で語られる災厄の姿。
近衛がそれに激昂するより先に、亀姫の足が止まったのは幸いだ。


亀姫「……これより先は、行き止まりですわ」

神従者「……っ! それなら、ここが入り口です……」


神従者「天空宮殿・深奥の間。この天空宮殿の基盤となったといわれる原始の部屋……」


神従者「別名、『始まりの間』です」




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