魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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264: ◆OkIOr5cb.o[sage saga]
2016/03/21(月) 07:06:13.39 ID:YJiH1jFt0

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天空宮殿7階 


ガシャーーン……!!


他のものより大きな翼をもつ神族だったが
魔王が数発の魔力弾を打ち込み、獣王と群れが飛び掛るとあっという間に臥せてしまった。
獣達は群がり、それを踏みつけ噛みちぎり、死を確定させていく。

神族が動かなくなったのを確認してから、魔王は手にしていた刀を鞘に収めた。
結局、あまり刀は使わないままここまできた。そのおかげでかなりの魔素を撒きすぎたらしい。

消耗と疲労を感じた魔王は足を止め、窓を見る。


魔王「 随分と高いな。どれだけ登ったか」

獣王「6つの階ヲ登った所ダ」

魔王「ほう、そんなものを数えていたか」


獣王「外にも居たようなオオきい神族が、各階に一匹ずツ。覚えやすイ」

魔王「 ………それは気づかなかったな」

獣王「少し大きくて印象に残る程度デ、言うほどには強くなかったからナ」


魔王(やはり、何かハメられているな…これだけの場所まで踏み込んでも、手を変えてこないとは…)


獣王「魔王サマ?」

魔王「まあ、いい。まだもうしばらく上かもしれぬが、特に濃い浄気を感じる」

獣王「テッペンに…神が、いル?」


魔王「ああ。……そこを目指して、討つのみだ」





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