魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
1- 20
261: ◆OkIOr5cb.o[sage saga]
2016/03/21(月) 07:03:20.76 ID:YJiH1jFt0

行きましょう、と近衛が半歩下がると
亀姫は不思議そうに首をかしげた。


近衛「もしあの塔に武器でも隠してあるのならば、多少なりとも利便を図り別の出入り口が用意されているはず。一度降りて、塔へ調べに行かなくては」

亀姫「あら、時間の無駄ではなくて?」

近衛「…まあ確かに、崩れた通路でさえ放置されているのですから、あまり重要なものがあるとは期待できないでしょうが…」

亀姫「バカねぇ。下に出入り口なんて造られるわけがありませんわ」

近衛「え?」


亀姫「神族は、飛べるのですから。もしあの塔に何かあるなら、この通路は故意に落とされたに決まっていますわ」

近衛「っ!!! そうか、神族以外を立ち入らせない為には道を落としてしまうだけでいい…!」

亀姫「少なくとも飛べない者…それこそニンゲンや魔族の大多数は入りにくくなりますわね」

近衛「……通路がない時点で、怪しさも充分ってわけですか」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice