魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[sage saga]
2016/03/21(月) 06:57:54.20 ID:YJiH1jFt0
左右に別れた道を、これまで通り左回りに折れた所だった。
亀姫に促され、踵を捻り急停止する
後方の通路の逆端に、積み重なった神族の骸があるのが小さく見えた。
亀姫「あれはおそらく、陛下の交戦の跡ですわ」
近衛「ああ。いつの間にか同じ道に出てしまいましたか…。引き返しますか?」
亀姫「いいえ。陛下はこちらまではいらっしゃらなかったようですから、このまま参りましょう」
近衛「ですが、繋がった道ですから通っていてもおかしくないかと。……何故、そう思われるのです?」
亀姫「簡単ですわ。こちらの道が、綺麗なままだからです」
近衛「あ」
亀姫「あの音もそうですわ。別手に別れた私たちが窮地に陥れば、すぐに陛下の元に逃げていけるように…」
近衛「どこを通って進み、今どこにいるのか…わかるように……?」
ドゴオオオン…
今は、上階から破壊音が響いている。
魔王はそこにいて、待つこともせずに突き進んでいるのだと、否応なしに報せてくれる。
亀姫「大丈夫ですわ、近衛。魔王様が先陣をきっていらっしゃるのですもの…心配無用ですわ」
近衛「はは…顔にでていましたか」
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