魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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137: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/10(木) 18:04:34.42 ID:IqECF18U0

ニコニコと近づいてきた薬師は、
今にも取れてしまいそうな近衛の親指を見て目を真ん丸くした。


薬師「ひゃあぁ!?!?! 大傷じゃないですかぁ! 血はどうしたんですかっ!?」

近衛「陛下が止血をしてくださいました」

薬師「指一本を丸まる血を止めてたら、壊死してしまいますー!」

近衛「ええ、そうでしょうね。なので早いところ指を留めてしまいたいのです。医官は何処に?」

薬師「そ、それが。皆様、本日は王殿を出ていらっしゃいますー。どうしましょう、どうしましょう」

近衛「では、誰か傷合わせのできる医術者をご存じないでしょうか」

薬師「そんな高位の医術者が都合よく… あ! います、いますよ!! 確か房舎に亀姫様がいらっしゃいます!!」

近衛「亀姫殿が?」

薬師「ええ、そうです! 神界でお召しになる衣装合わせの為に、数人の女房をお求めにおいでで!」




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