魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
↓
1-
覧
板
20
136
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/10(木) 18:04:05.74 ID:IqECF18U0
―――――――――――――――――――――――
正殿・医局――
カラカラと軽い引き戸を開けると、独特の香りが鼻をつく。
噎せ返るような草の燻した匂いや、果実か花かの鼻を突くような刺激臭。
そこに湿った空気の匂いが交じり、近衛は思わず眉をしかめる。
近衛「失礼します―― 医官はいらっしゃいますか」
雑多な棚の向こうに人の気配を感じて声を掛けると、
背の低い、白頭巾の女が現れた。衣装からして薬師だろう。
薬師「これはこれは、近衛様。どうなされましたかぁ? 今、こちらには私のような薬師しかおりませんー」
近衛「そうですか、参ったな。指の股を斬ってしまったのです。合わせてほしいのですが…出来ますか」
薬師「はぁい、切り傷にも合う生薬がございますよー。して、傷はどちらで……」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442551708/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice