魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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127: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/09(水) 11:15:47.15 ID:IewOJk0a0

近衛「ですがベルトの締め方すらも怪しいです。それに足回りが少し窮屈に感じます」

魔王「支障があるのか」

近衛「いえ、これまでは袴でしたから。久しぶりのジャケットもパンツも着慣れぬというだけでしょう」

魔王「では、そちらはどうだ?」

近衛「これは……」


腰元に下げたのは、小さなナイフホルダー。そこからナイフを引き抜いた。
グリップには刀のそれを倣って、木綿と白絹を混ぜた糸を軽く巻いた。
もともとの握り手は、今となっては感触が悪くすら感じられたのだ。


近衛(それに……懐かしすぎるグリップの感触は、忌まわしい記憶も思い出させてしまう)


魔王「振れそうか?」




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