やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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98: ◆oUKRClYegEez
2015/11/14(土) 16:28:43.84 ID:qsz0OBQ20
奏「今以上に目が腐るくらい八幡を強制労働させて仕上げるから大丈夫!」

 ……あれ? 今罪悪感を感じなかった。

 なんでだろ?

雪乃「……比企谷くんまで動員してもいいのかしら?
   私、実は彼の仕事の割り振り他の人よりやや多めにしているのだけれど」

奏(雪ノ下さん、やんわりと酷いことをするなあ」

雪乃「聞こえているわ。……まあ、彼にはついやってしまうというか……
でも彼なら、やりきってくれるでしょう? その確信はあるの。
   甘草くん。お願いしてもいいかしら?」

奏「もちろん。」

雪乃「ありがとう。
   ……あなたには感謝しかしていない気がするわ」

奏「気のせいだよ」


 雪ノ下さんから仕事をうけとると、俺は比企谷家への帰還を許された。

 選択肢が浮かぶようになってから、変人扱いこそされ、感謝されることなどかなり少なかった。

 感謝される気分というものを、久しぶりに味わった気がする。


 そして、こちらに転校してきてから、選択肢の酷さが緩くなっている気がする(雪ノ下さんのあれを除く)。

 これは、何かの前触れのような気がしてならないのだが……しかし、今はどうすることもできない。



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