やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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:
凪
◆oUKRClYegEez
2015/11/07(土) 14:45:27.89 ID:nwh475UT0
奏「……いや、元は俺が悪いし、甘んじてそのくらいは受け入れるよ」
なんとか声が出せるようになってきた。
頭痛は止んでいたが、代わりに右足がとてつもなく痛かった。
尋常じゃない捻り方をしたかもしれない。
雪乃「さすがに、泊まっていけとは、私は言えないけれど……
そうね、でも比企谷くんの携帯電話の番号などは知らないし、小町さんに心配をかけるのも悪いわね。
私はこのまま布団で寝るわ。ただし、あなたを縛って動けなくしてから。怖いもの」
奏「……ごめん」
雪ノ下さんはどこから持ってきたのか、俺を太いロープで机の脚に3本(捻った右足以外)くくりつけ、毛布を掛けてから
雪乃「おやすみなさい。……できれば永遠に」
と言って布団に再び潜り、すやすやと寝息を立て始めた。
俺も寝るか、と思ったとき、初めて、今制服のままであること、俺の携帯電話がポケットの中から消えていること(雪ノ下さんが取ったのだろう)に気がついた。
奏(今、こたつに入ってるみたいな絵だな)
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