やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
1- 20
215:
2016/03/26(土) 17:34:31.83 ID:pvn0UEoD0
結衣「でも、ほら。大岡君も大和くんも、男子同士でいろいろあるんじゃないかなー?」

姫菜「男同士の関係……やだ結衣。はしたない」

結衣「あたし、変なこといった!?」

八幡「いや、大丈夫だ」

奏「わぁ……」

 ふと、海老名さんは微笑んだ。

 エキサイトしているときの表情から、ふっと、その腐った部分が抜け落ちたような笑顔で。

姫菜「でも、今までと違うことは確かだよ。違ったままでいるのはいやなんだ。今まで通り仲良くやりたいもん。
   ってことで、ヒキタニくん。修学旅行でも、おいしいの期待してるから」

八幡「おい……」

 八幡には悪いけど、心底俺の名前が呼ばれなくってよかったって思った。

姫菜「甘草くんも入ってくれたら、よりただれていいけどね? 腐腐腐……」

 訂正。やっぱよくない。

 そして、海老名さんは椅子から立ち上がり、教室の出口へと向かった。

姫菜「ヒキタニくん。よろしくね?」

 去り際に、そう言い残して。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
516Res/257.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice