やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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163: ◆oUKRClYegEez
2016/01/16(土) 16:02:41.10 ID:LBxiw++V0
雪乃「姉さん……」

結衣「そうだゆきのん! 私たちでバンドしようよ!」

雪乃「え?」

陽乃「ガハマちゃーん、それいいねぇ〜」

結衣「ほんとですか!?」

陽乃「静ちゃん」

 近くにあった、葉山君たちのバンドが使っていないギターを軽く弾きながら、

静「ふむ。お前とやった曲なら、まだなんとかできそうだ」

 と、平塚先生は言った。

 高スペックだな……。どうしてこれで独身なんだろう?

陽乃「めぐり」

めぐり「はい! いけます!」

陽乃「雪乃ちゃん」

 観念なさい、とでも言いたげに雪ノ下さん(妹)の方を見る

雪乃「……わかったわよ。由比ヶ浜さん、言い出しっぺのあなたも歌うのよ」

結衣「わぁ、ゆきのんがんば……ってえぇ⁉ あたしも歌うの⁉
   あたしかしとかうる覚えだよ⁉」

雪乃「それをいうならうろ覚えなのだけれど……今ので少し不安になったわ」

結衣「ひどいよゆきのん! あたしがんばるからぁ!」

雪乃「よろしくね、由比ヶ浜さん。頼りにしてるわ」

結衣「! ……うん!」

雪乃「比企谷君、甘草君」

結衣「ヒッキー……」

八幡「おう。じゃあな」

奏「盛り上げてね!」

 こうして、俺と八幡は相模さんを探しに体育館を後にした。

 制限時間は、10分弱。



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