やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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142: ◆oUKRClYegEez
2015/12/30(水) 08:57:28.42 ID:hby5FE3s0
結衣「あ、ヒッキーと奏君!」

奏「やっはろー、だっけ? 由比ヶ浜さん」

八幡「おい、無理に合わせなくともいいぞ。バカのすることだ」

結衣「バカってなんだし! バカって言うほうが超バカなんだよ⁉」

八幡「もうその返しがな……」

結衣「ぐぐぐ……」

 由比ヶ浜さんと遭遇し、少し話す。

結衣「あ、そうだ、ヒッキー。ハニトー食べよ?」

 そういいながらビニール袋からパンを取り出し始める由比ヶ浜さん。

八幡「おい、どこか座って食えるとこ探そうぜ。廊下で立ち食いは汚いだろ」

結衣「あ、それもそっか。じゃあさ、教室行って、そこで食べよ?」

八幡「俺が食うこと確定なのかよ……。奏はどうする?」

 由比ヶ浜さんの方を見ると、「お願い! 二人きりにっ! あぁでも、やっぱ恥ずかしい……」みたいな顔をしていた。

奏「いや、いいよ。もう少し見回ってる。八幡はちょっと休んでなよ」

八幡「悪いな」

奏「気にすんなって」

 由比ヶ浜さんは顔をやや赤くしながら、「ありがとう」と口の形だけでそう言った。



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