利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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74:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/10/29(木) 21:55:03.32 ID:cSuTfeTBo
響「……膝の上が良い」

提督「分かった」ギシッ

響「ん、しょ……」チョコン

提督「…………」

金剛・瑞鶴(……向かい合って?)

響「……座りにくい」

提督「それはそうだ。ソファに背もたれがあるのは当然だろう? 私と同じ向きに座れば楽だぞ」

響「じゃあ、後ろから抱いてくれる?」モゾ

提督「どうしてそうなる……暁たちから何か変な知識でも貰ったのか?」

響「違うよ。ただ単純に、司令官の体温を感じたいんだ」

提督「……そうか」

響「うん。そうだよ。司令官は柔らかい温かさがある。抱き締められると、凄く落ち着くんだ。……なんて言えば良いのかな。守ってくれてる? そんな感じだよ」

提督「……………………」

救護妖精「まあ、それくらいなら良いんじゃないの? 治療と思いなって」

金剛・瑞鶴「?」

瑞鶴(なんだろ。何か違和感が……)

金剛(『それくらいなら』って、どういう意味が含まれているのデスかね……?)

提督「…………」チラ

金剛「?」

提督「…………」フイッ

金剛「…………?」


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