利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2015/10/22(木) 02:16:33.97 ID:pcOuKf9wo
提督「治そうとしたらどれくらいの時間が掛かるか分かるか?」
救護妖精「最低で一年。いくら艦娘でも、人間だったら文句無しで死んでるくらいの重体なんだよ。今のあの子は満身創痍の状態。……正直さ、なんで生きてるのかよく分からないんだよね」
提督「……そうか」
救護妖精「執念か何かなのかねぇ……。身体に特別なにかある訳でもないようだし、それくらいしか思い付かないよ。まあ、生きている以上は良い方に向かうだろうね」
救護妖精(身体の内部からくる痛みの数々を耐えられたら、だけど……)
提督「……後遺症は出てくるのか?」
救護妖精「出ない方がおかしいと思うよ。もう艦娘として戦って貰うのは諦めた方が良いかもね」
提督「……………………」
救護妖精「……利根が荒れそうだったら、しっかりと受け止めてあげなよ?」
提督「いや、それは無い」
救護妖精「ん?」
提督「あいつならば……そうだな、まずよく分かっていない顔をする。そんな訳があるのか、とな。その後、時間が経ってからソレを感じて落ち込むだろう」
救護妖精(……ふぅん。確かに言われてみればそうなりそうだね)
救護妖精「ま、利根のケアも提督に任せるよ」
提督「ああ。──他に話してくれる事はあるか?」
救護妖精「いや、今ので全部だよ」
提督「そうか。ならば聞きたい。利根はもう寝てしまったか?」
救護妖精「ん。鎮静剤を打ったら寝たよ」
提督「確か金剛と瑞鶴も救護室で寝ているはずだが、ベッドは空いているか?」
救護妖精「うん? ……ああ、響辺りでも寝かせるのかね。空いてるよ」
提督「助かる。──では、後ほど救護室に向かう」
救護妖精「あいよ」
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