利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
1- 20
637:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/12/15(木) 04:16:54.96 ID:2Gw8Ge/do
飛龍「……金剛さん。…………ごめんなさい……」スッ

金剛「あ……。……何があったのでショウか」チラ

利根『────難しいものじゃなぁ……』

提督『飛龍には悪い事をしてしまった……。もう少し、言い方があったかもしれんというのに』

利根『……これは我輩の勝手な憶測なのじゃが、金剛の事で悩んでおるのではないか? そして、それは我輩にも言えぬ事かの?』

提督『……そうだな。なるべくならば誰にも伝えない方が良い内容だ』

利根『ふぅむ……。ならば我輩は待っておるとするかの。……じゃが、飛龍のような子も居るのじゃ。その点はどうにかした方が良いぞ?』

提督『ああ……まったくだ。今回の落ち度は私にある』

利根『……本当、難しいものじゃな。人間も、艦娘も……』

金剛(この話は、もしかして……)

金剛(……どうしましょうか。……本当、困りました。どうすれば、この状況を解決出来るのデスか……?)

金剛「……………………」

金剛(一先ずは飛龍です。利根の言っていたように、飛龍のように傷付いてしまう子だって居ます。ただ……こればっかりはテートクではどうしようもできそうにないですね……。ならば──)スッ

金剛(──私がやらなければなりません。そうでないと、この鎮守府は大変な事になってしまうです)スタスタ

金剛(飛龍の事です。きっと、あの部屋に行っているでしょうね。あの部屋ならばここから近いですし、それに今の時間ならば一人になれるはずですから)スタスタ

金剛(廊下を曲がって突き当たり……夜、お酒を飲む時に使われる部屋。飛龍なら、きっとここに……)スッ

コンコンコン──

ガチャ──パタン

飛龍「!! こ、金剛さん……? どうしてここに……」

金剛(やっぱり居ました。……やっぱり、泣いていたようですね。目尻が赤くなってるです)

金剛「飛龍がここへ入っていくのを見たので、来まシタ。隣に座りマスね。それで……何かあったのデスか?」スッ


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
764Res/607.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice