利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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527:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/09/26(月) 23:29:39.42 ID:ZyK9hbAvo
下田提督「はー……面倒くせぇ……。レ級、勝算はどのくらいだ?」

レ級「四割といった所かな。こりゃ参るねぇ」

下田提督「ちっ……まさかこっちが多勢に無勢にされるとは……」

利根「さて……提督にこのような事をしたのじゃ。ただでは済まさぬぞ」

下田提督「あーくっそ……分かった分かった。ここで殺される訳にはいかねえんだ。どうすりゃ良い」

利根「命は惜しいか。では、まずは提督を解放する事じゃな」

下田提督「馬鹿かてめーは。そんな事したらお前達は殺してくるだろうが。そっちもこっちも死なねぇようにする妥協点を今は話してんだよ」

利根「……どう思う、金剛よ」

金剛「…………話を聞くだけの価値はあります。提督を失わずに事を終えられるのならば、その道を選びましょう」

利根「了解じゃ。──そっちの妥協できる点はどこまでじゃ」

下田提督「最低でも俺達の身の安全を保障する事だ。こんな所で死んで堪るかよ」

レ級(……俺達? どうもおかしいな……)

金剛「それは、その深海棲艦も含めてですか?」

下田提督「当然だ。戦力が居なかったら対等に話し合いどころか拮抗状態にすらならねえ。お前達だって同じだろうが。そこの金剛の武装解除をしろって言われて出来る訳ねえだろ」

レ級(ふーん……なるほどねぇ?)

金剛「……ではまず、提督に発言の許可を。私達だけ指揮官無しで交渉するというのは些か対等ではありませんよね?」

下田提督「ちっ。分かったよ。だが、攻撃命令をしようものならば仲良くあの世への片道切符が切られるから、その点だけは覚えておけよ」

金剛「提督、構いませんか?」チラ

利根「…………」チラ

レ級(来た──!!)ニヤッ

ドォンッ──!!

金剛「ッア──!?」

利根「な!? 金剛!!」


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