利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2016/08/12(金) 18:44:06.42 ID:gSxcb4P/o
大淀「いえ、大きな事情がある事を教えて頂けただけでも充分です。私は……いえ、私達は提督を信じていますから」
提督「本当、私では勿体無いくらいに良い子達を持ったよ、私は」ナデ
大淀「ふふっ。──さて、提督。提督はこの状況をどう防衛しますか?」
提督「まずはこの現状を維持させる。動くのは空母棲姫の偵察報告を聞いてからだ」
大淀「そういえば先程、偵察を命じていましたよね。ですが……その、大丈夫なのですか?」
提督「どうだろうか。理由は不明だが艦載機運用に支障が出ているらしい。前にも動きが重いと言っていた事から、あの艦載機に何か問題があるのかもしれんな」
大淀「いえ、私が言いたいのはそういう事ではなく……」
提督「ふむ、そっちか。安心しろ。空母棲姫は確かに深海棲艦だが、私達に害を与えてはこないよ。私が保証する」
大淀「……信頼しているんですね」
提督「ああ。この短い間でさえ何度も助けられた。あいつが居なければ、私はこの場所に居ないだろうというくらいにな。それに、あいつは私を信頼してくれている。ならば私も信頼で返すべきだろう」
大淀「……本当、深海棲艦って何なのでしょうか」
提督「さあ、な……」
コンコンコン──
提督「空母棲姫か。入れ」
ガチャ──パタン
空母棲姫「艦載機を発艦してきたわ。まずはどの情報が欲しい?」
提督「そうだな。敵の陣形の状態と大まかな艦種の偏りを教えてくれ」
空母棲姫「鶴翼なのに、中央の数が少なくされているわ。アレは罠ね。奥の方に本隊らしき艦隊が隠れているのが見えたから、突っ込むと負けてしまうわね。艦種の偏りは……そうね、端に戦艦で中央に駆逐と軽巡が偏っているような印象かしら。ただ、ほとんど変わりはないわ」
提督「やはり奥に伏兵が居たか。本隊の戦力はどうだ?」
空母棲姫「正直、厄介ね。戦艦を中心とした水雷戦隊の塊よ。空母も多く控えていて、制空権争いも勝つ見込みは少ないでしょうね」
提督「……ふむ。なるほど。相手は私達を警戒し過ぎているか」
空母棲姫「ええ。そんな雰囲気がするわ。だからこそこうやって罠を仕掛けているのでしょうね」
大淀「凄い……。こんな夜にそんな詳細が分かるなんて……」
空母棲姫「……まあ、私は深海棲艦だからな。そんな事よりも、どうするのかしら? このまま放っていては、いずれ相手が痺れを切らして突貫してくるわよ」
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