利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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374:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/05/04(水) 21:41:39.78 ID:AlRXC7gio
提督「この髑髏艦載機を取り扱えるか試してみて欲しい。もし可能であれば、その技術を取り入れて飛龍たち空母の強化にも繋がる。……もしかすると、下田鎮守府と全面戦争する可能性だってゼロではないからな。備えはあればあるほど良い」

利根「全面戦争とは怖い単語じゃのう……」

提督「その他にも、あのレ級がいつ来るかも分からん。飛龍と加賀の二人でも制空権を確保できなかった事を考えると、あいつ自身も艦載機運用能力は高い。こちらも強化が出来るのならばするべきだ。……恐らく、あのレ級は狙った獲物を逃さない」

飛龍「……なるほど。あれ一隻であの制空力は確かに脅威です。どんな手を使ってでも、私達は提督をお守りします!」

提督「こら飛龍。『どんな手でも』なんて軽々しく言うんじゃない。お前達が私を大事にしてくれるのは分かっているが、それも限度を考えろ。まずは自分の身を守れ。他人の事を気にするのはそれからだ」

飛龍「ぅ……はい……」シュン…

瑞鶴「…………」ジー

響(どうしたんだい、瑞鶴さん)ヒソ

瑞鶴(ん……良いなって思ってね)ヒソ

響(……うん。私もそう思うよ)ヒソ

提督「では二人とも、頼んだぞ。──まずは空母棲姫。発艦後、海面ギリギリの高度を維持しつつ沖へ向かえ。それから下田鎮守府へ向かわせろ」

空母棲姫「分かりました」

提督「次に飛龍。同じく発艦後、海面ギリギリの高度を維持しつつ沖へ向かい、そのまま旋回や最高加速、最高速度、その他諸々を覚えろ」

飛龍「了解です!」

提督「では、やれ!」

空母棲姫・飛龍「はい!」

ヒュパッ──!

空母棲姫「──ん、私の方は少し動きが重いけれど大丈夫よ」

飛龍「……あの、私の方はうんともすんとも言いません」

提督「む?」

飛龍「というより、意識の連結が出来ません……。これ、艦載機ですよね……?」

提督「……すまん。私は艦娘や深海棲艦ではないから分からん。空母棲姫、何か心当たりはあるか?」


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