利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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349:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/04/07(木) 18:30:58.86 ID:FqZl1Y2ko
金剛「…………」スリ

提督「……ありがとう、金剛」スッ

金剛「私も久々にテートクを堪能できたデース」ニコニコ

提督「二人とも、みっともない姿を見せてすまない」

利根「何を謝っておるのじゃ。そうなるのも無理はなかろう?」

金剛「私はお二人に会えただけで胸が嬉しい気持ちで一杯デス」ニコニコ

利根「まあしかし、あんなに弱々しい背中の提督を見れたのはラッキーかもしれぬのう」ニヤ

提督「まったくこいつときたら……」

利根「しかし、一番は金剛とまたこうして話す事が出来た事じゃな。不安が一気に無くなったぞ」

金剛「不安、デスか?」

利根「うむ。金剛達は我輩を恨んだり妬んだりしておるのではないかと不安になっていての。いくら状況が仕方が無かったとはいえ、我輩だけ生き残ったのじゃ。そう思われても不思議ではない。それ故に我輩も沈むべきではなかろうかと思った事もあった」

利根「じゃが、金剛はそんな事がないと言うてくれた。……我輩は、その言葉だけでも救われた気分じゃよ」

金剛「なるほど……。帰ってきた利根の様子がおかしかったのはそれが原因だったのデスね」

提督(…………ん?)

金剛「テートクも少しおかしい様子デスが、利根のように何か不安があるのデスか?」

提督「いや、また別の事だ。……ところで金剛。もしかすると、この鎮守府へ戻って来たのは最近の事なのか?」

金剛「んー……二年くらい前デス。少なくとも、私が帰ってきた時はテートクと利根は居なかったデス」

提督「……そうか」

金剛「…………」

利根「?」

提督「……つまり」

金剛「うぅ……そうデス……迷っていまシタ……」


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