利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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34:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/10/02(金) 20:06:16.72 ID:LN99fSJ5o
響「……理由は分かったけど、まだ分からない事があるかな」

レ級「あらら。説明不足だったかな?」

響「そうだね。君が目的を達成した後の説明が足りない」

レ級「……んー?」

響「仮に匿ってる深海棲艦を沈めたとするよ。そうなったら君は大人しく帰るって言った。──けど、司令官をどうする気だい。生きて帰る為には司令官を人質にし続けなければならない。どこまで司令官を連れて行くつもりなの?」

レ級「ああ、そういう事か。ちょーっと沖に出てもらうだけかな? 受取人として二人くらいまでならついてきて良いけど、なんだったら泳いで帰って貰おうか?」

響「……戦艦が二人でも良いって事だね?」

レ級「全然良いよぉ。もうオールオッケー。それくらいじゃあ私も沈まないだろうし、こっちとしても沈めるのは難しいから丁度良い感じなんじゃない?」

響「そっか」

響(……でも、司令官はこの交渉を受けそうにない気がする)チラ

提督「……………………」

響(司令官は、味方を見捨てたりしない人のはずだから。……どうするんだい、司令官)

レ級「ま、お前達にとって敵である深海棲艦を二人差し出すだけでテイトクさんの命を拾えるんだ。悪くない話だと思うけど」

全員「……………………」

レ級「んー? 分からないかな? 深海棲艦も倒せる。テイトクさんも助けられる。お前達にとってはメリットしかない。ほら、テイトクさんの指示なんか待たないでさっさと匿っている深海棲艦を出しちゃいなって」

提督「下らん」

レ級「……あ?」

提督「下らんと言ったんだ。多くの鎮守府にこれだけの被害を出したお前を、私が逃がすとでも思ったか?」

レ級「んー? じゃあ、この状況をどうするのかなぁ? お前はこうして私に拘束されている訳だけど」ジャキン

提督「簡単な事だ。──全員に言い渡す。私ごとこのレ級を撃ち抜け。必ず沈めろ」

金剛・瑞鶴「なっ──!?」

響「!!」

レ級「……ほう」


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