利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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306:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/03/06(日) 19:00:49.00 ID:YC7of8ero
長門「見失ったのはここだ」

提督「見失った?」

長門「ああ。どこへ行くのか少し気になったのでついて行ったのだが、ここで見失った。初めに見掛けた場所はこっちだ」スタスタ

提督「……ふむ」スタスタ

提督(こっちの方にあるのは……)

長門「この分かれ道の右で見掛けた。丁度、幽霊も曲がった所だったな」

提督「……なるほど」

長門「何か分かった事でもあったのか?」

提督「そうだな。幽霊の自室だった場所から提督室へ向かっているように思える」

長門「……その言い方をするという事は、幽霊の金剛というのは」

提督「ああ。……沈ませてしまった金剛だ」

長門「…………そうか。ならば、幽霊は何か目的があるのかもしれんな」

提督「何の目的かは分からんがな」

長門「……少し気になったのだが、貴方はまだ幽霊を見ていないのか」

提督「ああ。今回の件で提督室へ用がありそうという事は分かったが、それだったらまだ提督室付近で見ていない事から謎が深まるばかりだ」

長門「ふむ……」

提督「……………………」

長門「……それと、もう一つ気になる事があるのだが」

提督「なんだ?」

長門「その幽霊を見掛けたというのが睦月と弥生でな。酷く怖がっていた」

提督「幽霊に何かされたのか?」

長門「いや、幽霊という存在に怯えていた様子だった。まだ小さな子供だからな。幽霊が怖いのだろう」


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