利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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307:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2016/03/06(日) 19:01:16.20 ID:YC7of8ero
提督「ふむ……。明日の演習に響いてしまいそうだな」

長門「うむ。そこで、明日の演習は二人の代わりとして私に任せてくれないだろうか。私ならば都合も簡単につけられるし、私自身がそろそろ身体を動かしたい」

提督「相手は下田鎮守府だぞ」

長門「ほう。それは良い事を聞いた。むしろ望む所だ。向こうの艦隊を教育し、尚且つあの馬鹿者の反応を窺いたい。私が演習に出る事を強く希望したと言っておいて貰えないだろうか」

提督「……お前、そんなに非道な事をする奴だったか?」

長門「指揮官があまりにも酷い事をしないのであれば、私も反発などせず従うのだと分からせたい。……気付いてくれなさそうなのが心配の種の一つだが」

提督「もしもお前の希望通りまともに指揮を執るようになるのならば、下田の艦娘の待遇も良くなるという考えか」

長門「そういう事だ。頼めるだろうか」

提督「良いだろう。この後、メンバー変更の連絡を入れておく」

長門「ありがたい。……本当、下田の提督が貴方であれば良かったのにな」

提督「代わりにこの横須賀へ下田の提督が着任していただけだ。何も変わらんよ」

長門「……それもそうだな。全ては、運命という事か……」

提督「そうだな……」

提督「ところで長門。お前はそろそろ部屋へ戻っておいた方が良い」

長門「む。どうしてだ?」

提督「明日の演習があるからだ。いつまで起きておくかは個人に任せているが、今のまま幽霊探しを続けていては部屋へ戻れるのはいつになるか分からん」

長門「ふむ、了解した。私は部屋へ戻っておこう」

提督「ああ。後は私に任せて明日への力を蓄えておけ」

長門「ふふっ……勿論だ。明日は必ず勝利へ導いてやろう」

提督「頼もしい言葉だ。──では、良い夢を見ろよ」

長門「おやすみだ」スタスタ

提督(……さて、私はもう少し探して回るか)スタスタ

提督(それとも金剛、もしかしていつものように困らせに来ただけなのか……?)

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