利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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182:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/12/25(金) 20:18:56.58 ID:HhmmbTiJo
利根「提督よ、書類の処理が終わったぞ!」

提督「そうか。今日もご苦労だった利根、飛龍」スッ

飛龍「教えた事もしっかりとこなせるようになっていますし、処理速度も充分ですよ」

利根「本当か!? 頑張った甲斐があったのじゃ!」

飛龍(……ええ。寂しいですけど、もう利根さん一人でも秘書として務められそうですね)

飛龍「ですので、明日からはもう利根さん一人でも大丈夫だと思います」

利根「む? 何を言っておるのじゃ?」

提督「その件についてだが、まだ飛龍は執務をこなしてくれ」

飛龍「え?」

提督「執務もそうだが、他にも色々と教える事があるだろう?」

飛龍「それは……あるにはありますけれど、必須とうい訳ではありませんし……」

提督「あと、今回の件でもう少し飛龍には書類に目を通して貰いたいと思った。この二点だ」

利根「む? むむ? 何かあったのかの?」

提督「飛龍が小さな違和感に気付いてくれたおかげで、遠洋で力を蓄えていた深海棲艦の群れを発見できたんだ」

利根「なんと! 大手柄ではないか!」

飛龍「い、いえいえ。そんな……」

提督「いや、利根の言う通りだ。あのまま放っておけば大事になっていたのは間違いないだろう」

飛龍「う……。な、なんだか、恥ずかしいですね……」

提督「くくっ。褒められて恥ずかしがる事はないだろう」

利根(む?)

提督「まあ、そういう事だ。飛龍、利根のサポートを頼んだぞ」

飛龍「……はいっ!!」

利根(ふむ……ふむふむ……)

利根「さて、では我輩はそろそろ部屋に戻るとするかのう」スッ

提督「む? 珍しいな。いつもは時間ギリギリまで居るというのに」

利根「そういう気分の日もあるものじゃ。──では、おやすみじゃ二人とも」フリフリ

提督「ああ。良い夢を見ろよ」

飛龍「おやすみなさい」

ガチャ──パタン


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