利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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183:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/12/25(金) 20:19:23.67 ID:HhmmbTiJo
飛龍「……本当に珍しいですね。いつもは私と一緒に退室するのに」

提督「利根も一人になりたい日がある、か……まあ、嘘だろうがな」

飛龍「え?」

提督「変な気を遣ったように感じた。何か思う事があったのかもしれん」

飛龍「……何があったのでしょうかね」

提督「そればっかりは私にも分からん。流石に心の内の詳細までは読む事は出来ないからな」

飛龍「うーん……」

提督「考えても分からない事だ。真実は利根にしか分からん。ところで飛龍。飛龍はどうする」

飛龍「え? どうする……とは」

提督「何か雑談でもするか? それとも仕事の終わりに一杯でもやるか?」

飛龍「ああ、なるほど。……んー、そうですねぇ…………どうしましょうか」

提督「なんだ、部屋に戻りたいのか?」

飛龍「そ、そういう意味じゃないです! ……久々に提督とお酒が良いなとは思いましたけど、許してくれるかなって思っただけでして」

提督「構わんぞ。今日は早く終わったからな。明日に影響が出ない範囲であれば私も付き合おう」

飛龍「え、ホントに?」

提督「ああ。近々、大規模な作戦が始まるしな」

飛龍「やった! じゃあ、とっておきのお酒を持ってきますね!」

提督「嬉しそうだな」

飛龍「それは勿論! だって、提督とお酒なんて何年振りか分かりません!」

提督「それもそうだな。もう三年以上か」

飛龍「そうですよ。もうホントに久し振りなんだから!」


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