利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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144:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/12/14(月) 19:31:45.39 ID:LwV9gPUqo
提督「……む?」

利根「えーっとじゃな。……ほれ、左手の薬指じゃ。暇そうにしておるではないか」

提督「……なるほど、そういう事か」

利根「そういう事じゃ。……のう? とびきりに難しかろう?」

提督「そうでもないな」

利根「そうじゃろう? …………む? 今なんと言った?」

提督「そうでもないと言ったが?」

利根「……いや、我輩が言うのもアレじゃが、良いのか? 我輩じゃぞ?」

提督「何が言いたいのかは分からんが、お前だから良い。一緒に風呂やベッドに入っているのはなぜだと思っていた」

利根「……なんと。なんとなんと」

提督「意外だったか?」

利根「かなりの。……しかし、思うてみれば当たり前のようにしておった風呂や就寝も、普通では一緒にせぬな」

提督「今頃になって気付いたか。よっぽどあの島で常識が失われていたらしい」

利根「みたいじゃな……。それと……少し気になった事があるぞ」

提督「なんだ?」

利根「……夫婦になったとして、何か変わるのかのう?」

提督「……………………」

利根「……………………」

提督「……変わりそうにないな」

利根「じゃな……」

提督「強いて言うならば、加賀辺りが酷く落ち込みそうだというくらいか」

利根「想像に容易いのう……」


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