利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2015/12/14(月) 19:30:42.29 ID:LwV9gPUqo
コンコンコン──
提督「む? 入れ」
ガチャ──パタン
瑞鶴「やっほー提督さん、みんな」
提督「瑞鶴か。珍しいな」
瑞鶴「うん、最近は来てなかったからね。なんだか来たくなっちゃったの」
提督「そうか。──今、利根と金剛がティータイムの用意をしている。一緒に楽しむか」
瑞鶴「うん!」
響「……瑞鶴さん」
瑞鶴「? どうしたの、響ちゃん?」
響「瑞鶴さんは、もう大丈夫なの? あの鎮守府の事」
瑞鶴「あー……んー……。大丈夫って言ったら大丈夫だけど、思い出したらやっぱりちょっと……って所はあるかしらね。だけど、それくらいかしら」
響「……強いね」
瑞鶴「そういうんじゃないって。たぶん、私はちょっとドライなだけよ」
提督「ドライの割にはここへ来てくれたようだが?」
瑞鶴「……うーん。じゃあ、なんて言うのかしら」
提督「さてな。ドライではないとだけ私が保証しておこう」
瑞鶴「そっか。うん、そうしておくわ」
瑞鶴(なんというか、ホント優しいわよねー。……でも、言葉だけでも嬉しいな)
利根「──金剛よ。気になったのじゃが、どうして湯は沸騰しきらねばならんのじゃ?」
金剛「それはデスね、紅茶は少しでも温度が低いと美味しく抽出が出来ないのデス。五度違うだけで味がかなり変わってくるデース」
利根「ふむふむ、なるほどのう」
提督(今度はお茶か。……本当、色々な事を覚えようと頑張っているな)
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