利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2015/12/14(月) 19:29:59.24 ID:LwV9gPUqo
提督「ああ。今日は珍しく仕事の話をしなくても良い時間になるぞ」
利根「本当に珍しいのう。こんなのは初めてではないか?」
提督「初めてではないが、滅多に無い事だ。お前も今日はゆっくりとティータイムを楽しむと良い」
利根「ティータイムか。似合わぬのう」
提督「どうした。そんなにティータイムが嫌いか?」
利根「そんな事は微塵にも思っておらぬぞ。──さて、金剛が準備しやすいように我輩は準備の準備をしておこうかのう」スッ
提督「ふむ?」
提督(……珍しく利根の言っている意味がいまいち分からなかったな。ティータイムが似合わない……? …………まあ、そこまで深く考えなくても良いか)
コンコンコン──
提督「入れ」
ガチャ──パタン
響「こんばんは、司令官、利根さん」トコトコ
響「…………」ソッ
金剛「お疲れ様デス」
利根「うむー! 来たかー! 金剛よー、準備の準備はやっておいたぞー」
金剛「分かりまシター。……あれ? 今日の執務は終わったのデスか?」スッ
提督「ああ、ついさっきな」
金剛「利根も成長していっているのデスね」スタスタ
利根「そうじゃ。我輩も少しずつじゃが育ってきておるようじゃぞ」
響(……利根さんも変わってきてるんだね)スッ
提督「ん? 今日はくっついていなくて良いのか、響」
響「うん。ある程度は大丈夫になってきてるからね。これからは少しずつ慣れて行こうと思うよ」
提督「そうか。偉いな」ナデナデ
響「ん……」
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