利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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116:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/11/19(木) 11:44:28.19 ID:DUFOBdUYo
響「……話の延長になるんだけど、長門さんの扱いはどうなるの? 確か、教育の為にここに居させているんだよね」

提督「それに関してだが、長門は私が引き取る事となった。報告書を読む限りでは何も問題なく運用できていると判断されたらしく、解体か引き取りかを選べと言われたのでな」

長門「では、正式に貴方の艦娘となる訳か」

提督「そういう事だ。これからもよろしくだ、長門」

長門「ああ……。こちらこそよろしくだ」

提督「そして……金剛、瑞鶴」

金剛「……ハイ」

瑞鶴「…………」

提督「明日は自由にして良い。せめて、それで心を落ち着かせてくれ」

金剛・瑞鶴「…………」コクン

提督「……以上だ。では、これからは自由時間とする」

金剛「…………テートク」

提督「……どうした」

金剛「……今夜だけは、我侭を言っても構いまセンか」

提督「どんな我侭だ?」

金剛「傍に……傍に、居て下サイ。テートクは消えないと……安心させて下サイ……」

提督「……隣に座っておけ」

金剛「ありがとうございマス……」ソッ

響「……………………」

響(……金剛さん、本当に悲しんでるみたいだ。元司令官の事が好きなのは思い込んでいるだけだって思ってたけど……まさか、本当にあんな人が好きだったのかな)

響(そういう私も、前はあの人の事を……)

響「…………」


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