利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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115:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/11/19(木) 11:43:55.53 ID:DUFOBdUYo
提督「そうか……」

四人「……………………」

金剛「……テートク……下田鎮守府はどうなりまシタか?」

瑞鶴「なんとなくは想像できるけど……それでも知りたいの」

提督「……………………」

四人「…………」

提督「……結論から言おう。下田鎮守府は壊滅した」

金剛「やっぱり……ですか」

提督「下田の提督は即死だったそうだ。敵の砲撃は司令部室に直撃したらしい。提督が居ない状態でも錬度の高い彼女たちは奮闘し、生き残った艦娘は数多く居たとの事だ」

瑞鶴「全員が沈まなかっただけマシなのかしら……」

金剛・長門「…………」

響「……金剛さん、長門さん」チラ

長門「今はどれくらい残っているんだ?」

提督「ゼロだ」

瑞鶴「────え?」

長門「……そう、か」

金剛(やっぱり、デスか……)

瑞鶴「え……? どういう、事? だって、さっき生き残った艦娘は一杯居るって……」

提督「提督の居ない艦娘だぞ。どうなるかは予想が付くだろう」

瑞鶴「……解体?」

提督「そうだ。全員、解体された」

瑞鶴「それって……もう、私たちと会えないって事?」

提督「そうなる。解体をした艦娘と会ったという話は聞いた事が無い。艦娘時代の記憶を失っているのか、それとも機密保持の為に監禁されているのか、それとも処理されてしまったのかは分からない。ただ言える事は、会う事は絶望的だという事だ」

瑞鶴「ちょ……処理って……」

提督「……あくまでも可能性だが、そういう事だ。同じ人間が何人も居る事はおかしい話だからな」

瑞鶴「…………」

長門「酷かもしれんが、諦めておく方が良いかもしれん」

金剛「……ハイ」

瑞鶴「……………………」


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