魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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88: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 00:53:05.57 ID:X+mP6cx90



勇者「情報収集の基本といえばっ」

戦士「酒場」

盗賊「ちと違います。
   今回の場合、モノはすでに確認済みなので」

戦士「魔力炉って何?」

盗賊「……………勇者殿」

勇者「現場で聞いた方がいい反応してくれるかなって」


交易で潤っているとは聞いていたが、
街に出るなり目についたのは、不思議な乗り物だった。
物としては乗合馬車に近い。
しかしいくらなんでもプラットフォームが大きすぎる。
縦長で屋根の上にも人が乗る事ができ、乗客は20人ほど。
プラットフォームは板バネで支えられていて、乗り心地も良さそうだ。

そして、馬が、おらん。

馬がいない代わりに、先頭で人がラダーのようなものを操っている。
スピードはあまり出ていないが、人が歩くよりは遥かに速い。


戦士「………あれ、勝手に動いてんのか?」

盗賊「いくらなんでも勝手には動きません。
   魔力で動くキャリッジです。
   運賃は昇降口に据え付けてある木箱に放り込む方式です。
   誰でも乗れますよ」

戦士「魔法使いが動かしてんの?」

盗賊「いえ、あれは…」

勇者「魔女の発明だよ。魔法石っていう妙な石に擬似魔力を溜めて、
   それを動力源にするんだ」

戦士「……………へぇ」

勇者「興味があるならそう言えばいいのに」

戦士「これが画期的な新技術?」

盗賊「当たらずとも遠からずです。少し違います。
   作ろうと思えば魔法の王国でも作れるのではないでしょうか」

戦士「作ろうと思えば?」

盗賊「まぁその辺りは追々。
   乗ってみますか?なかなか良いものですぞ」






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