23: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:20:47.41 ID:tNq3pxyB0
魔女「これで君たちはしばらく、魔物たちから見えなくなる。
聖堂に急ぐんだ。
あそこではまだ、兵たちが頑張っている」
町民「あ…ありがとうございます…」
魔女「道を拓こう。
下がっていて」
町民たちには、ついでに忘却魔法もかけておいた。
研究室に眠っている自動人形たちを起こす事も考えたが、
私の素性が割れてしまう。
あれらを扱えるのは私だけだ。
古典的な念動力や自然干渉でなんとかするしかない。
腕を振ると同時に、道にいる魔物たちは次々と壁に打ち付けられていく。
町民「ま、まほうつかい」
魔女「そう。意外という顔だね」
町民「いえ、服装が…。
…ありがとうございます。ご無事で」
魔女「魔法は10分ほどで消えてしまうから、早く」
さて、向こうにも確か、避難の遅れた者達がいる。
…使い魔が、彼の元に着いたようだ。
連絡をしておかないと。
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