22: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:19:44.17 ID:tNq3pxyB0
戦士「わかった。無事でいてくれ」
―――ふふ、余計な心配だよ。
私にも、魔―と―――経験く―――
―――――ら―が―――?―――
戦士「…どうした?」
彼女の虫が、燃え出す。
燃えた端から、光となって、霧散していく。
虫を縛っていた魔力が、散っていく。
戦士「どうした!?おい!!魔女っ!!!!」
間違いない。
彼女の身に、なにかあったのだ。
もしデーモンと遭遇すれば、いくら卓越した魔法使いといえど、
容易く殺されてしまうだろう。
戦士「どこだっ………!?
避難が遅れた、場所…っ!!」
装備が送られたという宿に向かう。
冗談じゃない、結婚してまだ3ヶ月しか経っていない。
彼女を今失うわけにはいかない。
精霊の加護を受けた足なら、10分ほどで町を駆け回れる。
早く彼女を見つけないと。
俺は、また彼女を手放してしまう事に、なるかもしれない。
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