魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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197: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/19(土) 02:05:01.96 ID:HzNUYnay0



戦士「待て待て、とにかく、
   詳しい事を話して欲しい」

盗賊「執行部の人間と思しき人物が、
   魔法の王国に連絡を取った形跡があるのです。
   諜報員としても魔法使いとしても未熟なのか、
   念信が傍受されました。
   私を捕らえるとか言っていたそうです」

戦士「へぇ。
   こないだのヤツに出てこられると厄介だな」

盗賊「ええ。勇者殿不在の今、
   彼女に狙われては命がありません。
   王城に居ればハコ的に入りにくいので、
   多少は安全でしょうが、
   王城は私にとって居心地が悪いので」

戦士「じゃあ数日、あんたの護衛を引き受ければいいんだな。
   そしたら兵長を探してもらえると」

盗賊「そうなりますね。
   できれば執行部が私を諦めてくれるまでがよいのですが」

戦士「勇者が帰ってきたらくっついてればいいだろ。
   接近されなければ有利らしいし」

盗賊「いえいえ、勇者殿はなにかとご多忙なので。
   旦那も暇というわけではないでしょうが」

戦士「ところであんたはどれくらい戦えるんだ?」

盗賊「戦闘の心得は多少ありますが、
   期待されては困りますな。
   雑兵に劣ります」

戦士「…そうか。
   わかった。3日間、あんたを護衛する」

盗賊「すみませんな。
   安宿ですがうちにお泊まりください。
   不自由はさせません」






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