魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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17: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:13:04.43 ID:tNq3pxyB0



戦士「で、どうなんだ。星は、まぁ、綺麗だな」

魔女「…うーん。
   肝心の、私の星が見えないんだ」

戦士「お前の星?」

魔女「私の誕生月の星がね、光の加減なのか…。
   見えなくては占えない…」

戦士「まぁ、いいじゃないか。
   2人でこうして星を眺めるだけでも」

魔女「駄目だ。…どうして見えないんだ…。
   これではホロスコープが作れない。
   私達の行く先を教えてもらえないじゃないか…」

戦士「ほら、指先に光集めるヤツ、あれやってくれよ」

魔女「…これか?星がますます見えなくなるだろう」

戦士「これがお前の星って事でいいだろ。
   お前の星は、お前ごと俺と結婚したから見えなくなったの。
   だから、俺が教えてやる。俺達は、幸せになれる」

魔女「…………ば、ばかっ…」

戦士「いやー、星が綺麗だ」

魔女「…たまに」

戦士「ん?」

魔女「こうして、星を見に来ないか。
   星を眺めるのが…好きなんだ。
   それが君となら、嬉しい」

戦士「いいよ。星の見える夜は、こうしよう」







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