魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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119: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:35:59.14 ID:X+mP6cx90



魔女『えー、戦士。戦士、そこにいるのか?』

魔女『この映像は過去のものだ。
   賢者に託しておく、君が見た映像とは別のものだ。
   この魔法の発動条件は、特にない、けど、
   賢者には一人で見るな、君を信用させるために必要だ、
   と言い含めておいた。
   これを見ているという事は、私の意思を継いでくれた、と、
   判断してもいいのだろうか………』

魔女『恐らく賢者と2人で見るだろうから、
   本当は君にはたくさん愛を語りたいのだけど、
   控えめにしておく。
   本当は今にも泣き出しそうなんだ。
   それも我慢しよう』

魔女『賢者が君を見つけたという前提で話をする。
   彼女は彼女で仕事があるだろうから、
   それなりの事しか語れない。
   彼女は突っ走ってしまうからね。
   全く、同室だった時から、才能は人一倍あるけど、
   喧嘩が強くて手が早くて、きっと私と2人で夢を叶えよう、
   なんて言っておきながら、私を残して、
   執行部なんていう、才能を見事に活かせる部署に行くなんて、
   ひどい裏切りだとは思わないか?
   まぁそういう訳で、彼女は私の親友だ。
   2人といない、心を許せる相手なんだ。
   ああ戦士、君は私の夫だ。親友とは違う、それ以上だ。
   私は君が一番好きなんだ。
   誤解しないでほしい』


戦士「無駄話がなげぇ」

賢者「ほんとにね」


魔女『私が故郷の町まで逃げおおせたのも、
   彼女の協力によるところが大きい。
   彼女は大陸一の暗殺者でもあるが、
   本来の彼女はとても心優しい女性だ。
   ぜひ、仲良くしてほしい』


戦士「さっきまで殺し合ってたけどな」

賢者「あんたが意外に強いからよ。
   負けるとは思ってなかったし、
   こんな処で会うのも予定外だったし」






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