115: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:31:31.32 ID:X+mP6cx90
僅かな時間。
ほんの、雷とは思えないような、出力を絞った、
小さな力で。
それだけで魔法使いは、
かはっ、と小さく呻くと、
それきり、動かなくなった。
勇者「……へぇー…」
血は流れない。
ただ、少し雷を流しただけ。
勇者「………使えるなぁ、これ」
これほど呆気なく人は死ぬのか。
出力を絞り、少しだけ感電させる方法は、
今までにも試した事はある。
これがなかなかいい。
雷は魔力の産物ではない。
勇者は雷を喚んでいるに過ぎない。
デインは、れっきとした自然現象なのだ。
勇者「あはは」
あまりに小さな雷で人が動けなくなるので、
人間のあまりの脆さに、
言いようのない充足を感じた。
この力は勇者にしか使えない力。
戦闘以外に活かす道は、
今のところ、見つかってないけど。
勇者「あはははははは」
勇者「あはははははははははははは!!!!」
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