魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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107: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:20:08.03 ID:X+mP6cx90



賢者「…久しぶりね、勇者。
   こんなところで会えるなんて」

勇者「僕は二度と会いたくなかったね」

賢者「相変わらず出鱈目な魔法…。
   やはりあなた、学院に来るべきよ。
   その術式、ぜひ魔法界のために役立てて」

勇者「魔力炉の解析ができれば行ってあげるよ」

賢者「………うふふ」


戦士「おい、あんまり挑発するな」

勇者「あいつ、僕より剣の腕が立つんだ。
   魔法も、魔力の迸りが視認できないくらい速い。
   距離を取れればデインでなんとかなるけど、
   どうしても接近されちゃうんだよねー…」


賢者「そろそろいいかしら?
   お仕事、始めたいのだけれど」

勇者「…まだ部下がいたんだね」

賢者「…ええ。気付いてくれて嬉しいわ」


戦士「…なんでわかるんだ?」

勇者「人の身体には雷が流れてるんだよ。
   弱すぎてとても雷とは言えないけど、
   僕はそれが見えるの」

戦士「お、おう。いよいよ化物だな」

勇者「でもあいつにはそれがバレてて、
   あいつ、自分の雷を隠せるんだ。
   だから接近されちゃう。
   接近されちゃ分が悪い…から、」

戦士「から?」


勇者「賢者。
   君の相手は彼がする」

賢者「まあ。ではお名前を伺わないと」



戦士「…はぁぁぁぁぁー??」






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