魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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100: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:11:01.64 ID:X+mP6cx90



―――僕は別ルートだから。
   君の武器は目立ちすぎるからね。


方法はわからないが、とにかく、
勇者は割と正面から侵入できるそうで、
武器が目立ってしまう俺は裏手から、
勇者は正面からそれぞれ侵入する事になった。

時刻は午前2時ごろ。
動力炉エリアは夜でも魔力灯が煌々と輝いているが、
居るはずの守衛はみな眠っているのか、
一人も姿が見えない。


―――魔法王国の手の者は、すでに侵入しているはずだよ。
   目的は当然ひとつだよね。


合流ポイントに向かう。
建屋は1年の突貫工事で作られたという。
内装は金属の骨組みがむき出しになっていて、
とても新技術を擁するようには思えない。


―――できれば先に捕捉したいけど、
   敵はまず間違いなく魔法使いだ。
   …それも、荒事専門の。


魔法使いを相手に隠密戦は不可能に近い。
人ならざるものすら知覚する魔法使い独特のセンサーは、
生物から漏れ出る微かな魔力を嗅ぎ分ける。
戦えば負ける気はないが、
どうも金属は雷を通すとやらで、
金属の足場などでは雷魔法は使えないらしい。


戦士「金属に近づかないなら、入る事すらできねーな、これじゃ」


それでも端々には工事が進んでいるのか、
漆喰に塗り固められた部屋も散見される。


―――合流ポイントまでに戦闘になった場合は…


戦士「どうやらその心配はなさそうだが…」


合流ポイントは少し先の部屋。
あたりに人の気配はない。

…なさすぎる。

敵は恐らく近くに居る。
接敵の前に、勇者と合流しなければ。






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