【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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137: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:13:43.17 ID:+IcfBHrRo


「――アラガミの侵攻規模を踏まえ、今回の作戦ではフライアから"神機兵"が実戦投入される」
「前回のように保護してやる必要はないが、留意しておいてくれ」

「了解!」

『了解――』


極東支部前、対アラガミ前線基地跡。
支部の多くの戦力が投入されるこの防衛任務の中、
"ブラッド"は2隊に分かれ、それぞれに割り当てられたアラガミ群の迎撃に向かっていた。
私にジュリウス、ロミオのα隊が対峙する群れのリーダーは虎型と戦車型の、2体の大型アラガミ。

「大型種が2体ともなれば、全員で各個撃破に向かうのが定石だが……今回は防衛戦だ」
「"神機兵"のサポートがあるとはいえ、あれはフライアの判断で動いているし、一箇所に戦力を偏らせるのは避けたい」
「そこで、俺とロミオが先にヴァジュラの討伐に向かい、副隊長には俺達が合流するまでの間、クアドリガの陽動に出てもらいたい」
「……ヤツは一筋縄ではいかない相手だが、やってくれるか」

ジュリウスの提案に、私は抵抗もなく頷いてみせる。
引きとめておくぐらいなら、私でも十分な余力は残しておけるはずだ。

「ま、あんま気負うなよ副隊長!ヴァジュラとその取り巻きなんてちゃっちゃとやっつけて、すぐ合流してやるからさ」
「帰ったら今度こそ楽しみにしてろよな!」

「フッ……頼もしいのも結構だが、油断はするなよ、ロミオ」
「……時間だ、いくぞ」



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