男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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361: ◆SetoseN//M[saga]
2020/07/26(日) 21:58:06.82 ID:+SjUhUhO0
現状をもう一度整理してみよう

現在僕は人間に認識されることが出来ず

僕らのルールは機能しておらず

しかも、女が現れるのが阻害されているというよりは

ルール自体が無くなっているような気がする

これは過去の女も認識されておらず、初しか認識されていないことから推測出来る

或いはお盆の時の様に女が死んでいることが認識されすぎてしまい

過去の改変が出来なくなっている等の状態も考えられるが

僕の現状から前者の方が確率は高いだろう

行くと言ってしまっている手前、やっぱ行かないという訳にはいかないのだろうが

というか、この流れでやっぱ行かないなんて言ったら逆に心配して飛び出してきてしまいそうだ

しかし、僕の足は重くなってしまった

それは神社に行くことで僕の状態がよりはっきりと理解出来てしまうであろうことから

いや、僕の現状が理解出来てしまうことによって僕らが

もしかしたら僕らではなく、僕だけが気付いていなかった、或いは気付こうとしてこなかった事実に目を向けないといけなくなってしまうからだ

他人から見てしまえば、僕らのルールは夢を見続けている様なものであるという事実に対して

だってそうじゃないか

他人から見れば、女があの時から生きていようが死んでいようが、何も変わりがないのだから

女がそこに居たかいないか、それだけの差でしかない


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