男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga]
2020/07/26(日) 21:56:00.14 ID:+SjUhUhO0
つまり僕らは意識せずに名前を言っていたことになるのだが
人間の脳が持つ適応能力なのだろう、重なっている記憶も
手癖で新しい記憶部分しか使わないようにしているのだろう
脳への負荷とか、そういう問題なのかもしれないけれど
しかし、今は何故か女=初になっている
そうだ、僕の頭の中でのイメージでは女は一番新しい女であることは間違いなかったのだが
口から出てきた言葉は確かに初だった
これは僕の重なっている記憶自体が僕らのルールによる影響を受ける関係で
僕の自覚と実状、というより実際の史実に齟齬が生じるというあれに似ているのだろう
つまり現状は僕が認識出来ない過去が正しい歴史と化しているということで
そしてクーちゃんが初と言った事実から考えると
おおよその現状はわかってくる
クーちゃんが生きている女のことを初ということはまずない
そもそもに優しい彼女のことだ、死んでいる女のことを話題にあげることすら気をつかってしないだろう
そして電話越しの僕の真意を測りかねているというか
どうして突然その名前が出たのかわからず困惑していたようなあの感じからすると
初は死んでおり、女は現れていない
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