男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga]
2019/10/06(日) 19:36:20.44 ID:UczUyL+4O
なんて雑談をしながら、今日も無事に建物からちょっとだけ離れている純粋階段(?)を確認していたら
見回りの先生が来てしまった
僕らの話し声が聞こえてしまったのだろう
「誰かいるのか?」
と、言いながら屋上のドアを開けた音に気付いて、僕らも純粋階段からそちらに振り返り
やばい、見つかるだとか、どう誤魔化そうかとか
先生にとりあえず女の名前を出せば一時的には思い出すだろうからとか
そんなことを考えつつも、逃げるわけではないのだがつい体が後ろに行ってしまい
後ずさる様な形になり純粋階段側へ踏み込んでしまった
いや、踏み込んでしまっていたのだろう
突然現れた教師に驚き、そちらに意識がいっていた
そもそも避難階段なんて大体はいかにも後付チックなのに
うちの学校だけはバリアフリー意識が高く、屋上の避難階段も段差がないのが悪いのではなかろうか
そもそも非常時に屋外に出るための避難階段で、変なところに段差があると転倒の恐れがあるのはわかるけれど
屋上の避難階段を使う場合は4階から屋上に上がるための階段を使っているわけで
なんてことはこの場合関係なくて
屋上の入り口から避難階段までは視界が完全に開けているにも関わらず
教師はキョロキョロとしている
まるで、僕が見えないかのように
そして、気の所為か、などと言いながら
少し屋上をウロウロとした後に校舎内に戻って行ってしまった
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