男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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321: ◆SetoseN//M[saga]
2019/10/06(日) 19:35:46.88 ID:UczUyL+4O
男「って感じで今日も来たんだよね」

初「私以外の不可思議の為に屋上に来るなんて、なんだか複雑な気分」

男「不可思議としての自覚が進んでくると、そういう感じになるの?」

初「ははは、冗談だよ、うん、冗談なはず」

初「私を連れてこないで来てくれるだけでありがたいし」

男「自分と会うのは嫌なんだね」

男「まぁ、女の方もそれは避けたがっていたしちょうどいいのかな」

男「別に全ての現実に、向き合う必要はないと思うし」

男「というか、そんなこと僕が言えたことじゃあないからねぇ」

初「でも、男くんは私に会いに来てくれるじゃない」

男「普段は中々これてないから、休みくらいはね」

初「屋上って、今立入禁止なんだっけ」

男「そうそう、何故かね」

初「何故かねぇ」

男「まぁそれが本当に何故か、になっているおかげで形骸化してきているけどね」

初「男くん以外の人も時々来るもんね」

男「あ、そうなんだ」

初「見晴らしがいいしね、天気がいい日は気持ちがいいとこだと思うよ」

男「夕焼け、日没とかは気温的にも丁度いいのもあって好きだなぁ」

初「ま、でも見回りじゃあないかもだけど、先生が見に来るから男くんらみたいな素行の悪い生徒しかこないよ」

男「僕は別に素行が悪いわけでは」

男「いや、今の状態を鑑みるに理由はどうあれ素行は悪い、のかな」

男「あとどうせ吸ちゃんとかでしょ来るのなんて」

初「来たらよく給水タンクの下で寝てるよ」

男「彼女の場合は、夜に活動しているせいで眠いとかそういうのがあるだろうしあんま悪くは言えないねぇ」


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