男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
1- 20
290: ◆SetoseN//M[saga ]
2019/02/11(月) 23:40:10.42 ID:wFvRnwZWO
「神様を呼んだ割には考え無しじゃの」

「困ったときの神頼みというやつか?」

男「うーん、確かに困っているし神頼みではあるんだけれども」

男「じゃあ、あっちの階段さ、どうにかしてもらえるかな?」

「あっちの階段?」

「なんじゃあれ、何処から来た?」

男「あぁ、やっぱり知らなかったんだ」

男「何か知っていれば、と思って呼んだのだけれど」

「ここで管理しているものじゃない、というかなんだあれは」

男「純粋階段の怪って僕はとりあえず呼んでるけれど」

「階段の怪談ってか、面白くない話だねぇ」

「これを学校から追い出せばよいか?」

「それくらいなら容易いぞ」

男「一応聞くけど、追い出したこの純粋階段は」

「どこかの階段にまた現れるだろうの」

男「発生条件不明、正体不明、こりゃ困ったねぇ」

男「逆に、ここに留まらせるって出来る?」

「可能じゃが、いいのか?」

男「他の人間が被害に遭うかも知れない、だろう?」

「わかっておったか」

男「構わないよ、非常階段の年間利用人数は避難訓練及び点検業者を覗いたたらほぼ0だ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
406Res/226.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice