男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga ]
2017/09/26(火) 15:07:50.99 ID:MVYRDCrKo
男「客とかの、不可思議屋に来る人間からの話ではないということかな」
店主「そうして都市伝説等を集めていることは否定しないが」
店主「忘れたのかい、俺の元々持っていた能力を」
男「天邪鬼、ではなく件の方か」
男「予言の力、無くなった訳じゃなかったのか」
店主「現実にする力は失ったがね、あれは正確には件と天邪鬼の混合によって順序を反転させて件の言うことが現実になっていたのだよ」
店主「今は両方共名残レベルさ、痕跡器官みたいなものさ」
男「へぇ、ついてる意味もないのに病気になって困りそうだね」
店主「知らないのかい? 妖怪には病気はないんだよ」
男「受験もないもんねぇ」
店主「知ってるのかい」
男「そちらこそ」
店主「という訳で残念ながら僕が発生させているものではないのだが」
店主「かなり高い確率で純粋階段の話は実在するだろう」
店主「君が巻き込まれなければそれでいいのだが」
男「おいおい、他の人が消えるのはいいのかい?」
店主「構わないだろう、俺としては困ることはあまりないさ」
店主「それに、そういうのが幅を利かせてくれた方が俺らにとっては都合がいいことは知っているだろう?」
男「そうだったね、そもそも君らはお互いには非干渉な方が正常か」
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