男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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213: ◆SetoseN//M[saga ]
2017/05/16(火) 16:19:02.54 ID:YDkHVFDMo
店主「いや、問題は無いが、常日頃から一緒にいるものだと思っていたからね」

男「そりゃこの前は幽霊だったから他に居場所も無かっただろうけれど」

男「別に僕の側にいないと死ぬわけじゃないからね」

店主「むしろ死ぬと側に来るわけだしな」

男「おいおい、その場合は入れ替わるから側じゃあ無くなるだろう」

店主「ははは、確かに」

店主「さて、あの吸血鬼ちゃんに粉砕された人払いの代わりのアイテムだが」

店主「と、言うよりあげた消耗品を君はどんどん使ってしまうから色々と補充しないといけないわけだが」

男「使いたくて使ってるわけじゃあ無いのだけれど」

店主「道具としては使われた方が本望だろうさ、ある程度は用意したから持っていくといい」

男「有難くもらっていくよ、しかし毎回違うものを用意するんだね」

店主「お札やお守りのような型式の決まっている類のものでもない限り基本的にワンオフだよ」

店主「そもそも妖怪や幽霊だって全く同じ個体というものは、普通いないだろう?」

男「それが道具であろうと言えることだと」

店主「端的に言うとね、実際には狙ったものを作ったり探したりするというのは非常に難しいという話なのだが」

男「そういうものなんだね」

店主「そもそもに俺らのような存在が同じ状態を維持し続けられるということが難しいのだよ?」



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