男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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192: ◆SetoseN//M[saga]
2017/02/03(金) 18:54:30.14 ID:1QAOUG10o
男「数千年生きてる菌類が仮に山の土の中にいた場合さ」

男「山1つ、下手すれば2つ以上の範囲に広がっていてもおかしくはない」

男「でも、一方でそのような生物が何かしらの妖怪や山を統べている菌類のお化けという話は聞かない」

男「山を統べているものと言ってパッと思い浮かぶのは天狗と山の神が出てくるけれど、天狗は元々は人だったという話もあったりである程度素性が知れている」

男「じゃあ、山の神は? と思った次第なんだけれど」

「それを山の神自体に聞かないのは正解じゃったな」

男「というのは?」

「あっておるよ、全てがそうというわけではないが、地中から山全体を監視し、制御しているタイプの神は確かに存在する」

男「山の神って確か美しいものが嫌いで」

「それ以上はやめておけ」

男「でもキノコが醜いとか思わないのだけれど」

「キノコの本体は地中の菌糸であろう?」

男「あー、うん、そういうこと」

「毎度毎度、お主はよう気付くの」

「しかし、その気付き過ぎるのが問題だということは理解しておくべきじゃ」

男「巻き込まれやすいってことではなく?」

「それもあるじゃろうな、人による事件なのか不可思議による事件なのかお主は推理が出来てしまい首を突っ込んでいくことなど容易に想像出来る」

男「えっ、そうかな、別にわざわざ首を突っ込まないと思うけど」



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