男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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127: ◆SetoseN//M[saga]
2016/05/29(日) 10:59:09.49 ID:SsBL5xzGo
店主「そして都合の良いことに、その鏡を維持するのに必要な霊力は、集合霊自体でまかなえている」

男「だから壊さなければ大丈夫だと」

店主「霊能力者とかこの子みたいなのにも気を付けるべきだが、な」

同「ボクは食べないよ?」

男「あぁ、でも女の霊を君が食べたらどうなるんだろうね」

同「え、どうなるの?」

男「さぁ、君に食べられたら消えるんじゃないの」

同「多分」

同「というかそんなことしたらボクが男君に殺されそうだからやらないけど」

店主「はっはっはっ、吸血鬼がただの人間を敵にするのを恐れるか」

同「いや、恐れてるというか、まぁそれでもいいけど」

店主「俺ももう嫌だしな、消されるのは」

男「いや、あれは君が死にたがってたからであって、僕が積極的に消しに行ったわけでは」

男「まぁいいや、どちらにせよ人間相手なら立派な犯罪か」

男「とりあえず、これ中の女と意思疎通って出来るのかな」

男「何かこっち側の声は聞こえているみたいなんだけれど」

店主「あっち側からの音は恐らく通らないな」

店主「ちなみに、手鏡自体を動かす力はあるぞ」

男「なるほど、ふわふわと自力で飛べるなら落として割る心配もないね、人前で飛ぶのは避けてもらいたいけれど」

店主「意思疎通方法は後々考えるとしてだな、ここからが」

男「なんだい?」

店主「いや、ここからも本題なんだ」

同「やっぱりそうなんだ、あれ」


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