男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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128: ◆SetoseN//M[saga]
2016/05/29(日) 11:01:34.72 ID:SsBL5xzGo
女「やっほー、生身だと久しぶり?」

男「え、女?」

女「そうだよ、わからない?」

男「いや、朝を待たずに現れているとは思わなくてさ」

男「あぁ、そうか、今日死んだ訳ではないからルールが機能するようになった瞬間に現れたのか」

店主「正確には居たことになった、なのだろうがな」

店主「改変に俺ですら気付け無い、いやそこの吸血鬼であろうと影響を免れることは出来ないのだから今更か」

同「ボクそんな便利なもんじゃないんだけどなぁ、半分人間だし」

男「んー、これまでいなかった間のことが補完されたのか」

女「男くんそこはわかんないだもんね」

男「普段は半日も無いからそんなに影響はないのだけれど、今回はちょっと長いから」

男「何があったか、というよりは何をしていたかを後で教えてね」

女「うん、そうだねってあれ?」

男「女? どうした? おい店主お前」

店主「いや彼女が涙を流しているのは痛いせいでは恐らくない、そして俺のミスか何かでは断じてない」

女「あ、私泣いてるんだ」

女「ごめんね、男くんのせいじゃないから、私のせいだから」

女「ごめんね、今はちょっと無理だから」

男「いや、待って」

同「あれま、どっか行っちゃったね」

同「追いかけなくていいの?」

店主「うむ、ああいうのは追いかけるべきだろう」

男「何で泣いてたのか皆目検討がつかないのだけれど」

男「だからと言って、追いかけるしか出来ることはないか」



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